合同授業 fourth

「アル、そこスペル違う。aじゃなくてs。」
「わ!押し間違えてる!」
「で、そことそこをつないで・・・、」
「こうか?」
「そうそう。」
「皆さん、お茶が入りましたから少し休憩しましょう。」
「マドレーヌやいてきたよ。」
合同授業五日目。作業も大詰めに入っているというのにこの部屋はほのぼのとした雰囲気が漂っていた。なぜならSEED学園プログラミング科トップクラスのキラ・ヤマトにフルメタルアカデミー技術科トップクラスのウィンリィ・ロックベルがいるから。この二人がいれば鬼に金棒。一週間で作品を作れなんて朝飯前である。
「エド、アル、プログラムのほうはどう?」
「あとは最後のところで終わるよ。」
「アルがキーボードうち間違えなきゃあと一時間もあれば終わるぜ。」
「兄さん!」
「ウィンリィさんとカガリさんのほうはどうですの?」
「カガリさんの飲み込みが早いから、あと三十分もあれば終わるわ。」
「ウィンリィの教え方がうまいんだ。そっちはどうだ?」
「こっちもあともうちょっとで終わるよ。」
ほのぼのとお茶を楽しみながら各々作業の進行具合を報告しあう。今造っているのは最初の予定通りマイクロユニット。ただし、”マイクロ”と呼ぶには少々大きいが。
「ん。予定通り。今日は組み立てとプログラムのインストール、明日は動作確認に一日使えるね。」
今回、このチームのリーダーとなっているキラが満足そうに言う。
「・・・それじゃぁ休憩はここまで!がんばってしあげちゃおう!」
キラの号令で、それぞれ作業に戻った。

優等生グループ的な?