合同授業 fifth
アルフォンスが目をキラキラさせて見つめる先には犬―正しくは今回の作品であるマイクロユニット(マイクロと呼ぶには以下略)―モデルとなったのはウィンリィの実家のデン。ただし、カラーリングは白と黒が逆になっている。
「それじゃぁスイッチいれるよー。」
「はい!」
わくわくと目を輝かせるアルフォンスに苦笑しつつ、キラはマイクロユニットの電源を入れる。と、
「・・・ワン!」
『オォ!』
キラ、ラクス以外の四人から歓声が上がった。それもそのはず、スイッチを入れられたユニットは本物の犬のように動き回っているのだから。
「すごいすごい!本物みたい!」
「へー、俺達でも作れるんだなー。」
「・・・なんかカンドー。」
「・・・だな。」
四者四様な感動の仕方である。
「今日は一日このまま動作確認ってことで連れて歩くけど・・・名前どうしようか?」
キラの一言にはた、と動きが止まる。
「・・・考えてなかった・・・。」
「そーだよな。名前付けなきゃいけねーもんな。」
どーすっか。と首をかしげる。
「んー・・・モデルがうちの『デン』だからー・・・『ダン』とか?」
「安易だな。」
「じゃーエドはなんかあんの?」
「ない!」
「威張るな!」
スパーン!
ハリセンが決まった。・・・親衛隊は皆さんハリセン常備なんでしょうか。ちょっと気になる。
「いいんじゃない?『ダン』。かっこいいよ。」
「いいと思いますわよ。」
「じゃぁ『ダン』で決まりだな。」
結局犬型マイクロユニット(マイクロと呼ぶには以下略)の名前は『ダン』に決定。その日は一日そのユニットを連れて歩く一行の姿が見られた。
うちではハリセン使用率が高いです(笑)。