Love Doll act3
その後、トリィに激突された額を治療して(キラが自分がやると言って聞かなかった)、買い物に出る。もともと冷蔵庫の中身を補充するために買い物には行こうと思っていたので、イザークはキラをつれて、ついでに(あくまでもついでに)、よくディアッカやアスラン、ニコルに連れて行かれていたdoll服の専門店へ向かう。
「いらっしゃいませ。」
店に入ると店員の声が響いた。
「イザーク、何か買うんですか?」
「・・・お前の服に決まってるだろう。ほら、好きなものを選んで来い。」
そう言ってキラの背中を押してやれば申し訳なさそうな顔で見上げてくる。
「そんな顔をするな。俺はお前のマスターなのだろう?」
ぽんぽんと頭をなでてやれば少し恥ずかしそうに笑って、店の奥へとかけて行く。そんなキラを見送って、イザークははぁ、と息を吐く。視線の先ではキラが嬉しそうに服を選んでいて、イザークの表情も自然とほころぶ。
しばらくそうやっていると選び終わったのかぱたぱたと選んだ服を抱えて戻ってくる。
「決まったか。」
「はい!」
「それなら会計をしt「あ、イザーク発見!」・・・。」
ものすごく聞き覚えのある声に振り返ると、見慣れたアカデミーの同期三人+パートナーのdoll三人がそれぞれ六人(?)六様な表情を浮かべてこちらを見ていた。
あいたくない人に会っちゃったという感じ(爆)。
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