12.すばらしき世界
「ねぇラクス。この世界はすばらしいと思う?」
「どうしたんですの?キラ。」
「うんん。ただ・・・人は愚かだなって。」
「あら、今更ではありませんか。」
「うん、今更だよね。でも・・・愚かだからこそ美しい。」
「ええ、この愚かなる世界をもっとすばらしい世界へと変貌させるために更に愚かなる行動をとる。」
「そして・・・それが愚かなことだと気づかない。」
「それを気づかせてあげるのが私たちのお仕事でしょう?そしてその愚かな行動を起こさせることも。」
「そうだね。愚かな人間たちにもっともっと、この世界をすばらしいものにするために・・・働いてもらわなくちゃいけないからね・・・。」
暗い部屋の中で紫の瞳の闇の王と空色の瞳の女王が楽しそうに微笑んでいた。
ブラックキラ様あ〜んどラクス様ご降臨〜(笑)。
影の支配者とか絶対に会う世あの二人(笑)。