2.タイムマシーンにお願い

「ねぇ、みんなはタイムマシーンがあったらいつへ行きたい?」
「「「「「え?」」」」」

ぽかぽかと気持ちのいい5月の昼下がり。
キラ・アスラン・イザーク・ディアッカ・ラクス・カガリの6人は
オープンカフェのテラスでお茶を飲んでいた。
戦争も終わり、地球やプラントも復興を遂げ、 みなが平和に暮らし始めていた。

「アスランは?」
唐突に出てきた、キラの質問。
『タイムマシーン』という、宇宙へ進出した現在でも未だにありえないその夢のマシーンがあったらなどという、
まさしく夢物語な質問にみなが考え込む。
「俺は・・・そうだな。月でキラと一緒にいたころに戻りたいな。あのころが一番幸せだったかもしれない。」
「あら、アスラン。今は幸せではありませんの?せっかくカガリとの結婚も決まったといいますのに。」
「そうだぞ、せっかく結婚が決まったのに・・・ってラクス!?」
「え・・・いや・・・今は今で幸せだよ・・・うん・・・。」
「じゃぁ〜イザークは?」
女性陣とアスランは無視してイザークにたずねる。
「俺は今のままでいい。」
「?なんで?」
「今、キラとこうしてすごせる時間が一番幸せだ。」
そんなことを言われてキラは顔中を真っ赤にする。
「あら、イザーク。何お一人でキラと良い雰囲気になってますの?キラは渡しませんことよ。」
「そうだ。ちゃんとキラを幸せにしてくれるやつでないとキラは結婚させないからな。」
「も、もういいよ、それは。でっ!ディアッカは?」
「ん?俺か?」
オープンカフェに似合わず、 日本茶をすすっていたディアッカはしばらく考え込む。
「・・・そだな。俺も今のままがいいや。」
「ふ〜ん。」
「なんだよ。」
「どうせおまえの事だ。女が出来たからとかそういう理由だろ。」
「どき!」
イザークの鋭い突っ込みにオーバーアクションで答えるディアッカ。
そんなディアッカにキラは苦笑する。
「ふふ。ミリィと仲良くしてね?ミリィは僕の大切な友達だから。」
にっこりと微笑むキラ。
「じゃ。ラクス。君は?」
「私は未来へ行ってみたいですわね。」
「何で?」
不思議そうに首をかしげるキラにラクスは微笑む。
「今のこの平和な日々がちゃんと後世にまで受け継がれているところを見てみたいのです。」
「・・・そうだね。ずっと平和だと良いね・・・。」
「ええ。」
「じゃ、カガリは?」
「私か?私は・・・。」
「カガリは?」
「私も未来だな。」
「なんで?」
「・・・///私とアスランの子供が・・・見てみたい・・・。」
「カ・・・カガリ!?」
カガリの爆弾発言にアスランの声は裏返った。
「大丈夫だよ。アスランとカガリの子供ならきっとかわいいよv」
そう言って、キラはにっこりと笑った。
「そ・・・そういえばキラはどうなんだ?」
「そうですわ。キラはどうですの?」
「ん?僕?僕はねぇ〜・・・。」
「「「「「キラは?」」」」」
「内緒vv」
「あ、ずっり〜。」
「気になりますわ。」
「キラ!私たちにだけ答えさせて自分は答えないなんてずるいぞ!」
「カガリの言うとおりだな。」
「・・・キラ。」
周りの反論にも負けず、 キラはにこにことチョコレートパフェを頬張っていた。

―タイムマシーンがあったら僕はね・・・―

ごめんなさい。(二度目)
なんかもう、やっぱりごめんなさいですよ。
っつ〜かオープンカフェに日本茶って・・・ありえません(^^;
とりあえずキラにはチョコパフェかなっと・・・。
・・・タイムマシーンってお題的にちょっと難しかった・・・。
なんかお題に合ってない気がしてしょうがないです(;O;)
とりあえず、キラはタイムマシーンがあったらどうしたいか。
その辺は皆様のご想像におまかせいたします。
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