ときどきあまえんぼうになります

「・・・ザンザスー?」
「・・・。」
「おーいザンザスー?」
「・・・。」
「ザンザスってばー。」
おんぶお化けザンザスとーじょー(笑)←(笑)じゃない。
朝からずーっとザンザスは俺の首にぶら下がって離れない。いくらミニマムサイズでもこれはけっこうキツイ。
「どーしたんだよザンザス。」
首にへばりついているザンザスをよいしょ、と前に持ってきて抱き上げるとギュウっとしがみついてきた。
「どーしたー?」
ぽんぽん、と背をたたいてやると本当に猫みたいに喉をごろごろ鳴らしてくる。・・・やばい。本気でザンザスが可愛い。
「お前が学校なんかで構ってくんねーから甘えたいんだろ。」
とか綺麗に丸投げしてくださる家庭教師様を横目で睨んで。まぁ、平日は確かにその通りだなとか思いつつ。
「・・・ま、いっか。」

その日は一日、ザンザスは俺から離れようとしなかった。

ときどきあまえんぼうになります

キャラ崩壊しすぎてごめんなさい・・・!