しんらいかんをもってもらうのがたいせつです
「ちわー、竹寿司でーす。」
「・・・なんで君が来るの。」
眉間に皺が寄った。
「今日は部活が休みだったから家の手伝いなのな!」
確かに。この雨では野球は無理だろう。納得。
「理由は分かったから。ほら、代金。さっさと帰りな。」
「相変わらずなのなー(苦笑)。」
「きょーや?」
「お?」
なかなか戻ってこない雲雀に綱吉が不安気な顔でよってくる。
「雲雀、お前猫飼ったのな。」
「・・・そーだよ。悪いかい?」
「んにゃー。あの群れが嫌いな雲雀がなーって思ってさ。よう、俺は武っていうのな。お前は?」
びっくー!
光速で雲雀の足の後ろに隠れる。山本、ちょっとショック。
「あはは。ビビられちまったのなー。」
「・・・どうでもいいから早く帰りなよ。」
「おう!また来るのなー。」
「来なくていいよ。」
追い出されるように雲雀の家を出た山本はぽつり、
「まずは信頼してもらうことからなのな。」
ここにも一人、小さな命に心を奪われたものが一人。
しんらいかんをもってもらうのがたいせつです
助っ人とーじょー(笑)。山本、ツナにほれるの巻き(爆)。