いじめてはいけません
「やぁ、こんにちわ、綱吉君。」
「こんにちわ。さようなら。」
「ちょ!待ってください!」
綱吉はスルー技術を手に入れた。
今日も暇をもてあました綱吉は校内を散歩していた。そして校舎の角を曲がったところで南国果実こと六道骸と遭遇した。なぜいる黒曜中生。
「クフフ、やはりかわいらしいですね、綱吉君。あひるなんかのところよありも僕のところに来ませんか?」
「いきません。おれはきょうやさんのところがいいんです。」
「つれないですね。ツンデレですか。」
「いみわかんないです。とりあえずじぶんのがっこうにかえれ。というかつちにかえれなんごくかじつ。」
「クッハァ!」
綱吉の毒舌スキルが上がった。
骸は心に20のダメージを受けた(意外とダメージは小さかった)。
「綱吉君!そんな言葉どこで覚えたんですか!駄目ですよ!」
「うるさい。きょうやさんが「へんたいにあったらもんどうむようだよ」っていってました。」
なのでようしゃはしません。
僕は変態じゃありません!
じゃぁこのてをはなしてください。
無言の攻防が繰り広げられる。
「・・・きょーやさーん!」
「消えろナッポー。」
「クハァ!」
吹っ飛んだ。
「きょうやさーん!」
「よしよし。南国果実にいじめられてないかい。」
「きょうやさんがきてくれたからだいじょうぶです!」
雲雀に抱きついてごろごろと喉を鳴らす綱吉に骸はどっから出したのかハンカチ咬み絞めてジェラシー。
「なんなんですか雲雀恭弥!僕と綱吉君のラブラブタイム(死語)を邪魔しないでください!」
「うるさいよナッポー。何がラブラブだ。綱吉は嫌がってるだろう。」
「べー。」
「綱吉くーん!(泣)。」
ウゼェ(酷)。
そのあとしばらく雲雀と骸がドンパチして、引取りに来た犬と千種とクロームに骸を引き渡してようやくひと段落した。
いじめてはいけません
(・・・アレに会ったらすぐに逃げるんだよ)(はい!)
相変わらず骸の扱いが酷い(爆)。