常に前を見据える、強靭な瞳

「あぁ・・・、」
抗争の後。俺は何時も、あの時ああすればよかった、こうすればよかったと後悔ばかりしている。
そのせいで毎回毎回リボーンにどつかれてるけど、コレばっかりはどうにもなら無くて。
「う゜ぉい、綱吉。」
「・・・スクアーロ・・・?」

「後ろを振り返るなとは言わない。」

「死んだ奴らに対して、罪悪感を持つなとも言わない。」

「だが、お前は、組織のボスだ。」

「前を見ろ。」

「前に進め。」

「お前という、ボスを信頼して、着いてきた奴らを誇りに思え。」

「自分に、自信を持て。」

そう言って部屋から出て行くスクアーロの背を、俺は見つめるしか出来ない。

常に前を見据える、強靭な瞳

(いつかあなたのように)(真っ直ぐに前を見据えることができるようになりますか?)

な ん だ こ れ ・・・ !