19.布団
「んーいい天気だってばよー。」
よく晴れた青空の下、ナルトは思いっきり伸びをする。
「今日は任務も無いし!掃除と洗濯するってばよ!」
よし!と気合いを入れて先ずは洗濯から。任務で忙しくて溜まった洗濯物を一気に片付ける。ついでに布団も干す。
「さて次は掃除だってばよ!」
また気合いを入れて次は掃除。
そんなこんなで家事を忙しくこなしていたらもう西の空が赤く染まり始めている。
「もうこんな時間だってば。」
そう言って洗濯物と布団を取り込む。
「いーにおいだってばよーvv」
ぱふ。と洗濯物に顔を埋めるナルト。
そして洗濯物も片付け終えナルトは取り込んだ布団にダイブ。
「気持ちいーってばよー。」
ゴロゴロゴロゴロ…
「くー…。」
お日様をめいいっぱい浴びた布団の上でその感触を楽しんでいたナルトはそのまま眠りについてしまった。
その顔はとても気持ちよさそうだった。
次の日余りの布団の気持ちよさに珍しく任務の集合時間に遅刻するナルトの姿があった。
ナルト単体。
・・・ナルトは布団ではなくベッドで寝ているとか突っ込みはなしの方向で(苦笑)。