数日後、またナルトの『儀式』の日がやってきた。今回は来たくなければ来なくてもよいということでサスケだけが『儀式』に参加した。
しかしサスケはナルトが心配だった。数日前から顔色が悪かった。どうしたと訊ねても明らかに無理をしていると言わんばかりの笑顔で”大丈夫”とかえされる。
それに加えてこの『儀式』。初めて見たときも感じたがかなり体力を消耗するらしい。
サスケは険しい顔で火影宅へと向かった。
そして前回と同じように『儀式』は滞りなく終わろうとしていた。いや、終わるはずだった。
―シャン―
ナルトが最後の鈴を打ちならしたとき、それは起こった。
光の珠が暴走を始めた。
ナルトは光をなだめようと必死で舞う。しかし暴走は止まらず、ついにナルトは緊張の糸が切れたように力なく倒れ込んだ。
・・・お題に合ってない・・・!