1.お前は要らない

―一番親しい友を殺す―

あいつを殺せば力が手にはいる。
「どうしたんだってば?サスケ。」
そんなことを考えているとも知らずあいつは俺の周りにまとわりつく。
「いや…、なんでもない…。」
「?変なサスケ。」
笑いながら同じ班の桃色の処へ駆けていく。

―俺にあいつが殺せるのか―

そんな問いが頭の中を駆け巡る。俺は―

俺は里を抜けた。あいつ抜きで力を手に入れるために。大丈夫。俺の目的にあいつは要らない。

えー・・・?
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