飼い主とペット

○月×日
恭弥を拾って一週間。最初こそ警戒されていたけど、今では俺が帰ってくるとずっとくっついて離れないぐらいになついてくれた。ただ、やたらキスをせがんでくるのはどうかと思うんだけどなぁ・・・(一回襲われかけたし。ペットに襲われるのもどうかと思う)。しかも俺も嫌じゃないっていうのが末期だよなぁ・・・って俺何書いてんだろ。そろそろ外に散歩に連れて行ってみようかな。明日は休みだし。隣の六道さんとこの骸とでも仲良くなってくれれば日中の暇つぶしにもなるだろうし。そのうちみんなにも紹介したいな。

「・・・よし。」
「綱吉。終わった?」
「うん。さ、お風呂入りますよー。」
「ん。」
パタンとノートを閉じて振り返れば髪と同じ黒い耳をひくひくさせながら恭弥が綱吉を見上げている。ちょっと上目遣いになっているその姿に悶え、さらにコクリと頷くしぐさに綱吉はK.O.寸前だったり。
「・・・何してんの。」
「・・・な、なんでもないです・・・!」
「そう。じゃぁ僕は先に行ってるよ。君もさっさと用意しなよね。」
・・・どっちが飼い主かわかんない。
黒い尻尾を揺らしながら浴室に向かう恭弥を見送って、綱吉も何とか気持ちを落ち着けて浴室へ向かう。まぁ、風呂に入ったら入ったでまたいろいろと大変だったりするのだがその辺はスルーの方向で。

次の日。顔を合わせた途端に恭弥と骸がバトルを始めたのは言うまでもない。

六道さんとこの骸の飼い主は凪ちゃん。みんなって言うのは隼人(飼い主:山本・犬・超仲悪い)とかリボーン(飼い主:ディーノ・猫・やっぱり超仲悪いってうかリボーン>ディーノ)とか犬(飼い主:千種・犬・おばか)etcetc。あ、この組み合わせに意味はありません。そしてCP要素もありません。ただ脳内設定なだけ(爆)。
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