勇敢なるパートナーへ

「獄寺君!?」
ドォン!
ツナが叫ぶと同時に屋敷が爆音と共に倒壊した。

「だから!無茶はしないでっていつも言ってるじゃないか!」
医務室のベッドで上半身を起こして苦笑する獄寺にツナの説教は続く。
「確かに!俺は壊滅を命じました!で・も!追い詰められたからって自爆なんてしようとすんなこの駄犬!」
「申し訳ありません・・・十代目・・・。」
しゅんとうなだれる獄寺に一つ大きな溜息をついて、
「まったく・・・何回目だかもう数えるのもいやになってきたよ・・・。」
ツナは頭を抱えて空を仰ぐ。
「勇敢なのはいい。でもね、君が死んだら意味がないんだ。君の代わりなんて、いないんだ。それだけはちゃんと覚えておいて?」
「!はい!」
目を輝かせる獄寺に微笑んで、

勇敢なるパートナーへ

君が死んだら、意味がない

ツナのためならと無茶をする獄寺と、それを毎回たしなめるツナ(笑)。