「あのさぁ、騎士道精神とか忠誠心とか以前の問題なんだよ。わかってる?あ、いや分かってないから今現在進行形でこんな昼ドラ顔負けのどろどろとした人間関係築けるんだよね。そうだよそれしかないよ。大体生前で普通は懲りてるって。なんで二回も上司の婚約者を誘惑してヤンデレにしちゃうかなぁ。え?魅惑の黒子?チャーム?し・ら・な・い・よ。そんなどこかの雑貨屋さんで売ってそうな安っぽい黒子なんて。そんなに困ってるんだったらさ。その黒子取っちゃえばよかったじゃん。槍だか剣だかで抉っちゃえばよかったんだよ。それかその黒子永久に封印する方法でも探せばよかったはずだよ。輝く黒子さんが生きてた時代って魔術師とか魔法使いとか神様とか神秘とかかなりたくさんあったんでしょ。頼めばよかったじゃん。そんな努力一切しないで自分被害者ですっての前面に押し出されてもねぇ。今の状況も前の状況もぶっちゃけ自業自得っていうか、それで騎士道精神とか。はっ、一億年早い。」
笹川京子もといベディヴィアの笑顔の罵倒の前に輝く貌のディルムッドはなす術もなく正座をしていた
その様子を数メートルも離れていない位置で見ている彼のマスター。ケイネス・エルメロイ・アーチボルトはざまあみろ、いい気味だ。と思いつつも明日は我が身と顔を青ざめている
ちなみにその婚約者であるソラウは隣の部屋で恋愛講座(講師ビアンキ)を受けていたりする
そう、ここは冬木ハイアネットホテル
ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの即席魔術工房内であった
【異世界より召喚されし聖剣に選ばれた王は輝く貌に問いかける】
『ケイネス・エルメロイ・アーチボルト。お前たちはどうやったらここまで人間関係をこじらせることが出来た?』
「逆に私が知りたい!」
『なら教えてやろう。フゥ太』
「こちらフゥ太、聞こえるよランキングの星」
「やめてくれぇぇぇええええええ!!」
「ケイネスさんの嫌な思い出第三位。ソラウさんとのお茶会を忘れて研究に没頭して怒らせてしまったこと」
「うわぁああああああ!!」
『なるほど、こういった擦れ違いによってこの二人の仲は氷点下まで行ったという訳か」
さて、何故セイバー陣営である彼らがランサー陣営である冬木ハイアネットホテルにいるとかというと
主にランサーの事を以下箇条書き
倉庫街での顔合わせという名の初戦
ランサーの黒子の呪いに京子(ベディヴィア)とか他円卓メンバーブチ切れ
ランサー徹底的にフルボッコ
流石に止めようとしたら槍の呪いを受け手の腱を切られ親指が動かない状態に
ランサーさらにフルボッコ
そこから征服王やらアーチャーやら狂戦士やらと一悶着
途中でアーチャー退場、狂戦士と対戦、令呪により狂戦士側にランサー参戦
で、征服王の戦車に狂戦士轢かれる
狂戦士退場
ランサー再度フルボッコ
そしてお開き
そして思いついた
あれだけフルボッコにされたランサーは一体どうなっているのだろうと?
三大騎士クラスのランサーがフルボッコにされたマスターはどんな気持ちなのだろうと?
アイリスフィールをアインツベルンの城に送り届けた後(途中ギョロ目のキャスターに遭遇、即座に撃退)、信頼できる暗殺部隊を召喚して護衛をさせてから冬木ハイアネットホテルへと向かったのだった
まあ、敵の情報収集という面もあったのだが
その冬木ハイアネットホテルで私が見たものは・・・・・・。
まさに修羅場
赤毛の女性と金髪の神経質そうな男性、そしてランサーによる昼ドラも顔負けな修羅場が展開されていた
もうあと一歩で赤毛の女性が包丁を持ち出しそうな勢いで
『待て待て待て、ちょっと待てぇぇえええ!!』
明日の朝刊のトップニュースになりそうな昼ドラは止めてくれぇぇぇえ!!
と、言った風に昼ドラを止めに入ったのであった
そしてランサーはベディヴィアによる説教
赤毛の女性は大急ぎで呼び寄せたビアンキによる恋愛講座
で、ランサーのマスターは私たちによる尋問受けているのであった
「大体貴様らがランサーを戦闘不能になるまで攻撃したのが悪いんだ!!」
『いや、攻撃しなければ此方が殺られていた。それに今のお前とソラウ、ランサーの関係に私はまるっきり関与していないのだがな』
「えっと、今冬木で起こっているリアル昼ドラランキングで堂々の第一位だよ。ケイネスさんとソラウさんとランサーさん」
「・・・・・」
『ぐうの音も出ないか。ちなみに以下は?順不当で構わん』
「んー、僕の知っている人だとアーチャーのマスターさん?」
『・・・・・』
おいおい、サーヴァント越しにランキングできたのかよ
というか何をやっているんだアーチャーのマスター。遠坂時臣
『良かったじゃないか。仲間がいたぞ』
「まったくうれしくない知らせだぁ!!」
と、茶番はここまでにしておこうか
『さて、落ち着いたところでケイネス・エルメロイ・アーチボルト。聖杯について話がある』
その言葉を聞いたケイネスは瞬時に魔術師の顔となった
「ほう、アインツベルンのサーヴァント直々の話か。面白い。聞こうではないか」
『この聖杯戦争を根底から覆す話だ。長い話であるが、そこは我慢してもらおうか』
この冬木における聖杯
あれはもう、狂っている
長い長い話が終わった後、ケイネスは驚きは隠せないものの興味があるようだった
「この世全ての悪に染まった聖杯か」
魔術師として、これはとても興味深いがそれと同時にこの世全ての悪をこの世にばらまく可能性に背筋が震えた
可能性はゼロではない。だからこそ危険なのだ。たった数%しかない可能性でもその数%が正しかった場合を考えると恐ろしい
「それで、貴様らの目的は聖杯の破壊か?」
『それは私だけ』
「は?」
『マスターは聖杯の汚染を見極めるために保留だ。さてケイネス・エルメロイ・アーチボルト。ここまで話を聞いてなお聖杯戦争を続けるか?』
マスターとサーヴァントの意見が分かれてる、などと思いながら思考を元に戻すケイネス
魔術師としての経歴に武功という箔を付けるため、この聖杯戦争に参加したケイネスは正直言って聖杯にかける願いなどない
ぶっちゃけるとソラウという愛しい婚約者をかっさらいそうなサーヴァントが召喚されて迷惑極まりない状況だった
・・・・色々と昼ドラ展開の陣営にケイネスの頭は相当疲れと疲労と頭痛を齎していた
ついでに初戦でサーヴァントが理不尽なまでにフルボッコにされてその疲労はピークに達している
生まれて初めての挫折と困難を同時に味わっているケイネスは途方もなくすべてを投げ出したくなっているのだ
そのうえでのその質問で
・・・・もう聖杯戦争棄権してもいいかな
と、思ってしまった
『それに愛しい者をこれ以上戦場に立たせることもいかがなものかと思うが』
「・・・・何故、そんなことを言う?」
ソラウがケイネスにとってとても大切な存在であるとこの目の前のサーヴァントは知らないはずなのに
愛しい者、とまで言ったのだ
何故そんな情報を持っているのだろうか?ソラウの情報は外に漏れないように丹念に隠ぺいしたというのに
『私たちが止めに入る前、ランサーが怪我をして帰り、その事をソラウが怒っただろう。いやもはやあれはヒステリーの域だな。しかしお前はそれを受け止めた。理不尽な怒りを受け止めることができたんだ。それほどまでにケイネス・エルメロイ・アーチボルトはあの女性を愛しているのであろう。愛する者からの理不尽を受け止めることができた。それが先ほどの愛しい者の意味だ』
その言葉を聞いてケイネスは思った
此奴が私のサーヴァントならよかったと
『私の目的はただ一つ、聖杯の破壊だ。だがそのために無益な死を出すわけにはいかない。死んだら何もかも終わりだ。後悔することも、懺悔することも、やり直すこともできない。我々英霊はそのことをとてもよく知っている。だから頼む。ケイネス・エルメロイ・アーチボルト。聖杯の破壊の邪魔をしないでほしい』
「・・・・・だが、ここまで来て引き下がれるほど魔術師は安くはない」
ケイネスにはケイネスなりのプライドがある
魔術師としての誇りがある
神童とまで呼ばれた己への自負がある
だからこそ、ここですごすごと帰るわけにはいかないのだ
目の前のサーヴァントの主張は確かに正しい
汚れた聖杯は完成させるわけにはいかない
しかしそれはただの可能性の話である
高々可能性でこのケイネス・エルメロイ・アーチボルトが引き下がるわけにはいかなかった
『やはりな。そう答えを出すと思ったよ』
交渉決裂の答えなのに目の前のサーヴァントは笑う
もしかしたら、これが一種の王の姿なのかもしれないとケイネスは思った
その時、ギィと隣の部屋の扉が開く
そこから出てくるのはソラウとビアンキだった
「ダブルポイズンクッキングゥゥゥゥウウウ!!」
「な!?」
「え!?」
『・・・・は?』
直後、ケイネスとランサーにポイズンクッキングの洗礼が降ってきた
『何をしてるんだビアンキ!?』
「あわわわわわわ、ケイネスさん!?」
「あはははは、いい気味」
「愛を冒涜する男どもなんて消えてしまえばいいのよ。・・・気は晴れた?ソラウ」
「・・・ありがとう」
『このたった数十分足らずでいったい何が起こった!?特にソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ!』
「ビアンキにはいろいろと教えてもらったわ。私に足りなかった物を。私が本当に欲しいものをね」
「私は特に何もしていないわ。ソラウは自力で自分に足りないものに気付いたのよ。さあ次は愛を理解できない無能な男どもの番だわ」
「「・・・・」」
「返事がないわね。ただの屍かしら」
『お前がその屍にしたんだろう!!医者、医者だ!・・・この時代の医療で治るわけがなかったぁぁああああ!!』
「駄目だよ、姉!どんなにランキングしてもこの時代じゃビアンキ姉のポイズンクッキングは治療できないよ!!」
「・・・・様。シャマル医師を呼び出せば」
『それだ!!』
咄嗟の機転でシャマルを呼び出して何とかケイネスとランサーの命は救われた
シャマルの診断によればあと一歩遅ければ二人は天に召されていたという
サーヴァントを殺しかけるポイズンクッキング・・・ある意味最強?
そんな疑惑を持ってしまった各々なのであった
『で、ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ。なぜこんな行動に出た?』
どうにか修復できた現状に一安心しながら事情を聞く
そしてソラウの前には正座を強要されているケイネスとランサー
「私は・・・ずっと、ソフィアリの政略結婚の道具として扱われてきたわ。そのための教育もずっと受けてきて・・・」
初めて聞くソラウの本音にケイネスは驚く
「正直、自分が何をしたくて、何を望んで、どんな事をしたいのかずっとわからなかったの・・・いえ、わからないんじゃない。理解できなかった。ケイネスとの婚約だって、あんな態度はとっていたけれど不満じゃなかったのよ」
「ソラウ・・・」
「でも、ランサーに出会った途端、この胸に湧き上がる何かが・・生まれて初めて沸き起こった自分の感情が。・・・制御できなくなって。止まらなくなってしまった!!」
政略結婚の道具として扱われ。教育され。何一つ自分の意志を持つことを許されなかったソラウ
自分の意志を欠いて成長してしまった彼女は、心が成長していなかったのだ
そして無機質だった彼女の心に飛び込んできたランサーへの恋心。例え魔貌による魅了の呪いであったとしても、それは間違いなく初めての想いだった
失えない。宝物のようなモノだったのだろう
だからこそ必死になってランサーの気を引こうとした。ランサーに愛してほしかった
だがランサーはそんなソラウの想いには気づいてくれない。次第に彼女の心は軋みを上げ、このような昼ドラな事態になってしまったのだろう
「責任は愛を理解できない男どもにあるわ。でもソラウ、あなたにも責任はある。愛するっていうのは相手の幸せを思うことでもあるのよ。・・・決して想いの押しつけをしてはいけないわ」
「・・・・ええ、本当に、そうね」
涙を浮かべながら笑うソラウは、本当に全てを吹っ切っているようでとても綺麗だった
「・・・・・ソラウ」
そんなソラウを見ていたケイネスは
「すまなかった!!」
正座をしながら頭を下げた
「君がそんなことを思っているなど、私は露ほどにも理解できていなかった!!君の苦しみを理解してあげることすらも・・・私は君の婚約者失格だ!君を愛する資格すらない!!」
「ケイネス・・・・」
「だがこれだけは信じてくれ!!私は君を愛している。心の底から!!」
ケイネス・エルメロイ・アーチボルトは最初こそ一目惚れだったけれど今では心の底から彼女を愛している
彼女の為なら何でもできるだろう
だがケイネスはソラウの事を知ら無すぎた。表面の彼女しか見てこなかったケイネスはそれを恥じる
心の底から愛しているからこそ。彼女を見てこなかった自分が心底憎い
赦されることではないだろうが、ただ知ってほしかった。ケイネス・エルメロイ・アーチボルトはソラウ・ヌァザレ・ソフィアリを本当に愛していると
一方、ケイネスの必死な言葉にソラウは涙目になる
そんな言葉を、そんな激情をケイネスが持っていたなんて
ソラウはケイネスの新たな一面を知った
『ケイネス・エルメロイ・アーチボルト。お前が婚約者を正しく見ていなかったことは重々わかった。・・・・しかし、愛することに理由がいるのか?』
「だ、だが!」
『愛を前に理由など不要。資格などもってのほかだ。・・・それに、これから変わっていくこともできよう。お前たちは生きているのだから』
生きているのだから
時間があるのだから
歩み寄ることもできる
新しい道を見つけることだってできる
それこそが今を生きる者の権利なのだから
「ケイネス」
「・・・・ソラウ。私は君のことを何も知らなかった。そんな私であるが、君を知ることを・・・ただのソラウを、愛しても構わないだろうか」
「・・・・私も、あなたの事を知りたくなったわ。ケイネス」
その言葉にケイネスは本当にうれしそうな顔をする
ああ、この人はこんな子供のような顔をするのか
また、彼の新たな一面を知ったソラウだった
『ある意味、ビアンキに恋愛講座を任せたのは正解だったらしいな』
一時はどうなるかと思ったら・・・まあ、杞憂に終わってよかった
新しいスタートを切ったケイネスとソラウを見ながらほっと一息ついたのであった
名家の婚約という弊害により普通ならばお互いを知ることから始めるはずだった彼らの関係は、今ようやく正しく始まったと言えた
「主よ・・・本当に良かっ!っボハ!!」
「はいはいはい。黙ろうね。この場で一番のトラブルメーカー、ランサー君」
京子の容赦のない右ストレートがランサーの輝く貌を直撃した
『さて、残る問題はお前なのだが』
「・・・・・」
なんてったって安定の幸運Eのステータス
この昼ドラの根本的原因
そして本人はまったくの自覚なしと来たもんだ
どうしようか?
『あ、ケイネスよ。一つ提案なのだが』
「なんだ?」
『令呪を使ったらどうだろうか?』
「は?」
『だから、今回の昼ドラの諸悪の根源たる黒子の呪いを令呪で消してしまえば良いんじゃないのか』
一、二、三、四、五・・・・
たっぷり十秒以上かけてケイネスは理解した
「あ・・・・」
なんでその手を思いつかなかったのだろうと、後にケイネスは自分のうっかりを呪ったという
『忘れていたのか』
「・・・・・・」
「ふふっ、そんなうっかりな面もあったのね」
「ソラウっ!!」
その後、ランサー陣営とは秘密裏の同盟がむすばれた
ケイネスの気分としては「自害せよ。ランサー」、だったがさすがにそれは阻止された
ケイネスとしては聖杯戦争に参加したという武勲が欲しかっただけなので、聖杯には軽い興味しかない
だから聖杯破壊を止める気はないそうだ
だが研究にをしたいので破壊の瞬間は見せてほしいとの約束をした
余談であるが、ビアンキとソラウがとても仲の良い友人となった
聖杯戦争が終わった暁には一緒にショッピングをするらしい
・・・・そして何故か、ポイズンクッキングを習得しようとしているソラウの姿が目撃されるようになるが
誰の影響でどうやってそうなったのかは、言及しないでおく
その頃、アインツベルンの城では
【アインツベルンの森】
「かっ消すぞこのドカスがぁぁぁああああ!!」
「ジャンヌはどこなのですかこの匹夫共ォォおおおおお!!」
「ヴォォォオオイ!!あんまり暴れんなよクソボスがぁぁあああああ!!」
キャスターの突然の襲来でヴァリアーのボス、ザンザス。前世ガウェインがキレていた
それを必死で止めようとするスクアーロ
「シシシシ、ボスちょーキレてんじゃん。こえぇ」
「ボ、ボス!!」
「こらこら、こっちには子供もいるのよ。教育に悪いじゃない」
「ムッ、そういうルッスーリアの方が教育に悪いんじゃないの?」
「失礼しちゃうわねぇ!」
そのはるか後方で、それを見守るほかヴァリアーの守護者たち
それを千里眼で見ていたアイリスフィールは思う
キャスターは絶対に城まで来られないだろうと
【アインツベルン城】
「むくろって、パイナップルあたま〜」
「それであってるよ小動物。あいつはナッポー」
「イリヤ、小動物じゃないもん!イリヤはイリヤ!!」
「小動物でしょ」
「違うもん!!」
「ランスロット・・・・大人げない」
「ナッポーは黙ってなよ」
「・・・・落ちろ、そして廻れ!」
「イリヤスフィールチャン。危ないからおいで〜」
「びゃくらん。マシュマロちょうだい!!」
「うん。あげるから今あの怖い二人に近寄っちゃだめだよ」
「こわいの?」
「・・・・・うん、とってもね」
イリヤスフィールの面倒を見ていたはずなのに六道骸と雲雀恭弥は喧嘩をし
その喧嘩からイリヤを遠ざける白蘭
「ふふふふふふ、楽しそうねイリヤ」
「僕としては、物凄く今の状況が怖いんだけど」
「大丈夫です切嗣。この陣営ならば勝てます」
「・・・・・」
今のカオスな状況に顔を引きつらせる魔術師殺し衛宮切嗣
そのようすをのほほんと見るアイリスフィール
勝利を確信する久宇舞弥
第四次聖杯戦争序盤
セイバー陣営は本当に平和であった
きゃああああvv
箱庭からの祈りのシキ様より、二周年記念&三万ヒット企画のリクエストでリクエストさせていただきました!
これの続編ということで!素敵すぎる…!ランサーふるぼっこwwwによによが止まりませんありがとうございましたー!
back